~自然栽培の伊予柑を、地元の愛媛・松山で~
和泉農園は肥料や農薬を使用しない「自然栽培」で特産品の「宮内いよかん」を愛媛県松山市の山間で育てています。
●園主の和泉康平です!

小学生の頃から、「無農薬で美味しい野菜や果物を作る農家になること」が夢でした。地元の農学部を卒業後、徳島の農業法人で2年間の自然農法研修を経たのち、地元の愛媛県松山市で独立し、今年で7年目となりました。
●自然栽培の伊予柑って?

自然の循環の中で育った自然栽培の伊予柑は、雑味がなく酸味と甘みの輪郭がはっきりとした味わいで、皮を剥くと部屋中に香る爽やかな香りは最大の特徴です。皮をマーマレードやピールとして使って頂くお客様も多く、ご好評を頂いております。伊予柑にはビタミンCやクエン酸が豊富で、疲労回復や免疫力向上には特におすすめです。今年100歳になる私の祖母は、乾燥肌と痒みに悩んでいたのですが伊予柑を毎日食べると肌つやがよくなり痒みが軽減したと驚いていました。私自身もこの時期は収穫、出荷で忙しく口内炎ができてしまいましたが、急いで毎日伊予柑を食べるようにするとすぐに治癒しました。味も美味しく皮まで使えて栄養も豊富。そんな自然栽培の伊予柑を是非ご賞味ください。
●なぜ自然栽培か:幼少期の夢が忍者から農家へ
私は幼い頃から、山の中で「あるもの」でなんでも「作って」育ちました。

はじまりは忍者に憧れた幼少期…、卵の殻や米糠で作った「けむり球」、池で天然のひしの実を拾って乾かした「まきびし」、竹や木で秘密基地を作るなど、日々忍者を目指してあらゆるものを自作しました。身の回りに「あるもの」で「作る」ことに熱中しまた「食べ物も自作したい」と野菜作りを始めると、夢は農家に変わっていきました。農家になるなら環境にやさしい農業をしたいと思っていたあるとき、「自然栽培」を知りました。-タネは自家採種で、肥料や農薬を使わず、畑の中の循環で作物を育てる- つまり「あるもの」で「作る」農法は、まさに自分の感覚にピッタリで、これだ!と思いました。すぐに固定種の種を買い、伊予柑も祖父母が作っていた畑で自然栽培に挑戦していきました。
●自然栽培、健康や環境への考え方

農園のある松山市西谷は約30世帯ほどの集落で、1990年代の航空写真を見るとどこも峠まで伊予柑が植えられていて、12月末には村全体がオレンジ色に染まっていたそうです。しかし、その後生産過剰による価格の暴落や、後継者不足で今では村の農家も数えるほどになり、かつての景観は失われつつあります。耕作放棄地が増えて畑が山に戻ることは地球にとっては悪いことではないかもしれませんが、祖父母や地域の先輩方が鍬で開墾し、100年以上もともにあり続けたこの伊予柑。この美味しさと風景を守ろうと、私は肥料や農薬を外部から投入せず、雑草や剪定枝、ジュースの搾りかす、そしてそこで生まれる虫や小動物、菌や微生物など、命の循環を大切に伊予柑を育てています。慣行農法の防除指針を見ると特に柑橘の農薬は、食べる人が見た目を気にしなければ、散布する必要ないものも多くあります。自然栽培で日本や世界の人口を養うような食料を賄うのはかなり難しいと思うので農薬の使用については反対ではないのですが、見た目の問題だけで使わなくて済むのであれば使わない方がいいのではないかと私は思います。当農園では、虫や菌を農薬で殺すのではなく、多種多様な虫や菌がバランスよく存在することで一部の虫害や病害が大量発生することなく、経済的な被害を受けず伊予柑を生産しています。
今年の伊予柑は豊作で味もとても美味しく仕上がっております。オンラインショップショップで販売中です。是非ご賞味下さい。